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【51 ウッドデッキ、耐久性に配慮】
部屋の内外を一体的な生活空間に変える居間の床続き風のウッドデッキや、物干し場を兼ねて透明な屋根付きデッキを設ける家が増えている。マンションの場合でもバルコニーに30〜50センチ角のユニット状の製品をタイルのように敷き詰めて、気軽にウッドデッキが作れるようになった。ウッドデッキは真夏に照り返しを防いでくれるし、鉢植えを並べて生活に季節の変化を取り込むこともできる。高齢者にとっては気軽に屋外を楽しめる居心地のよい場所となるだろう。

自然素材の優しさを求めてデッキに天然木材を用いるなら、どんなに耐久性のある材質を選び、防腐処理をしていたとしても注意しておきたいことがある。直接植木鉢を置いて大切に水やりを繰り返せば、水と一緒に土や土のなかの菌類も鉢の下から流れ出してデッキ材に浸透し、数年で腐ってしまう。これを防ぐにはときどき置く場所を移動して日ごろ湿ったデッキ材を乾かさなければならない。

それが面倒なら割高でも再生木材を利用する手がある。風合いは自然素材に及ばないものの、砕いた廃材を樹脂で固めたものなので、ずぼらな使い方にも耐えられる。ただこの場合も下地材の耐久性にも充分な配慮しておきたい。

実務者会員 加藤知徳 (加藤建築事務所

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