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【49 物干場に屋根を】
昼寝の最中に突然の夕立で洗濯物がびしょびしょ。おまけに慌てて転んでしまったという経験を持っている人は多いはずだ。家にお年寄りしかいない場合は、なおさら大きな事故につながりかねない。

物干し場に屋根があったらどうだろうか。屋根の材料に透明ガラスや波型の透明ポリカーボネイト板を使用すれば、太陽の直射日光を通し、雨も遮ることができる。ガラスの場合は危険防止のために合わせガラスにするか、飛散防止フィルムを張ると良い。庭に面したところでスペースを少し広めにとれば、この全天候型物干し場は幼児の雨天遊び場にも早変わりできる。

これで夕立に慌てることはないし、外出時も雨の心配はいらない。また梅雨時にも重宝する。床を木製にして居間とつづきにすると、屋根つきのしゃれたウッドデッキになり、日常の生活空間も広がっていくだろう。その際、掃き出し窓の敷居とウッドデッキは老後のために段差をなくしておきたい。これで室内と連続した完ぺきな屋根付き物干し場はできあがる。そして透明な屋根から入る自然光が部屋を奥の方まで明るくし、高齢者にも居心地の良い空間をつくってくれる。

実務者会員 永山盛孝 (一級建築士事務所 団設計工房)

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