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【33 敷地を囲って防犯】
家を新築して2〜3年目に泥棒に入られることが多いという。緊張感が薄れるうえに、泥棒も十分、時間をかけて下見をするからであろう。凶悪な犯罪が多発するこのごろ、十分に気を付けなければならない。しかし出掛けるときや寝る前に家中の戸締まりを確認して回るのも面倒だ。その点、玄関の鍵(かぎ)ひとつで戸締まりがOKになるマンションは楽でいい。

実は一戸建て住宅でも門の鍵だけで家全体の戸締まりが済んでしまう住宅がある。コートハウスというのがそれだ。敷地いっぱいに家が建ちながら、中に入ると家屋に囲まれた中庭がある形式の住宅。つまり内に開いていて外に閉じる形式の住宅であるが、敷地の外周に塀がなく、外壁が塀の代わりをする。

外部からのプライバシーが守られ、開放的な生活ができることで、もともとは住環境の悪い地域で有効な設計だとされてきたが、最近は防犯上の効果があることで再評価されている。また法的には、建ぺい率は内庭を空地として算入し、隣地からの壁の隔離距離は民法で50センチ以上と規定されている。

コートハウスはお年寄りや子供が留守番をしていても安心だし、何より寝苦しい暑い夜は部屋の窓を開け放して休むことができるので快適だ。

実務者会員 永山盛孝 (一級建築士事務所 団設計工房)

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