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【23 押し入れ うまく区切る】
日本の住まいには必ずといってよいほどある押し入れ。上手に生かしているだろうか。

押し入れは上が天袋で、下は真ん中で仕切られた2段式という構造が一般的だ。でもこの構造では天袋は高過ぎ、一度しまい込んだ物はほとんど出し入れなし。よく使う下の部分も、布団の出し入れの際、腰をかがめなくてはならず、使いにくい。年齢を重ねればなおさら。有効活用したいものだ。

そこで設計当初から天袋をなくし、天井から床までを3段式にしてはどうだろう。棚の高さを使い方に応じて分割すれば使いやすい。下段を市販の押し入れダンスが入る高さにしておくと全体を無駄なく使うことができる。

また、床から80センチくらいのところで区切り、建具を上下2段に分けると中段のところに必要に応じて手すりを付けることもできる。住宅には手すりが付けられる場所が少ないので、バリアフリー対応もしやすく結構重宝だ。

押し入れの奥行き約80センチいうのは布団の収納にはちょうど良いが、ほかのものには深すぎて使いづらい。この際、押入れは布団収納に必要な分だけにし、隣の部屋と背中合わせに使えるようにする方法もある。奥行を半分ずつにしても良いし、奥行約60センチのクロゼットと本棚という組み合わせでもよい。

実務者会員 吉田紗栄子 (アトリエ・ユニ

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押入れ

 

 
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