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2011年度 高住会第2回・第3回スキルアップセミナー


高齢者の転倒と安全な生活環境について考える
−建築と看護の視点から−


連続セミナーその1・その2
(CPD 各2単位認定)





写真上段:第2回セミナーの様子(参加者数29名)
写真下段:第3回セミナーの様子(参加者数25名)
いずれもディスカッション形式を取り入れて実施しました。

  
目的

 高齢者が住み慣れた住まいで転倒する例は多く、その結果大きな怪我をして歩行が困難となり、生活が一変してしまう事も少なくありません。こうした高齢者の転倒に着目し、医療、建築等の分野で多くの調査が行われてきました。しかし、心身の状況と住環境の両面から取り扱ったものは少なく、包括的な転倒要因に迫るものではありませんでした。
 そこで、私たちは老年看護の専門家とバリアフリー建築の専門家が協働する形で、それぞれの専門分野からだけでは見えなかった転倒発生のプロセスを探る調査を行いました。
 日々、高齢者の生活改善に努力されている皆様方とともに、この調査結果をもとに高齢者の転倒防止と私たちの役割について考えたいと思います。
 参加型のセミナーですので、いろいろなご意見をお聞かせください。




概要

日時:
第2回(その1)  2011年 11月30日(水) 19:00〜21:00
          在宅高齢者の事故調査報告から
第3回(その2)  2012年  1月31日(火) 19:00〜21:00
          在宅高齢者の訪問調査から

場所:
東中野「テラハウス」 講義室(当日は掲示板でご確認を)
   東京都中野区東中野4−2−3
   地図はこちらです
     JR中央線・JR総武線・都営地下鉄大江戸線「東中野駅」東口下車駅前
     東京メトロ東西線「落合駅」下車徒歩10分


プレゼンター: その1  磯田信賢/高齢社会の住まいをつくる会
      浅野  /茨城県きぬ看護専門学校
その2  小川仙月/高齢社会の住まいをつくる会
      中村摩紀/茨城県立医療大学保健医療学部 看護学科講師

対象者: 設計者、施工者など住環境整備に関わる人たち
各回 30名

主催: 特定非営利活動法人 高齢社会の住まいをつくる会

参加費:
各回 一般 ¥3,000 (高住会会員/学生 ¥2,000
※同時申込 ¥5,500(会員/学生¥3,500

連続セミナーですので両日参加を奨励しますが、1回ごとの参加も可能です。欠席回の資料を有料(500円/1部)でご用意できますので、ご希望の方はお申し込み時にお書き添えください。

お申込み:
 下記ボタンからお申し込みください。

FAXまたはEメールでのお申込みをご希望の方は
こちらのチラシ(PDFファイル143KB)をご確認ください。

お問合せ: 高住会事務局
         Eメールinfo@kourei-sumai.com 
         FAX番号 03-3996-5406

お申込み期限: 開催日の1週間前まで(その1は11/23まで その2は1/24まで
定員になり次第締め切らせていただきます。
また、お申込み後1週間を過ぎても事務局からの返信が届かない場合は、早急にご連絡下さい。

本セミナーはCPD(建築士会継続能力開発)制度による単位認定を受けています。
昨年度よりシール配布の方式が廃止されて、対象者には当日の受付時にCPD番号(または建築士番号または施工管理技士番号)をご記入いただきますのでご用意ください。


★本セミナーは無事に終了いたしました。ありがとうございました。


セミナーの詳細


「高齢者の転倒と安全な生活環境について考える」
−建築と看護の視点から−


「高齢者の転倒」は昔から問題とされているテーマですが、転倒事故の背景や要
因は複雑で、一向になくならないのが現状です。
今回のセミナーのきっかけとなった調査・研究は、家庭内の転倒事故とその結果
の悲惨さをもとに、建築と看護が協働して幅広い視点から考えることからスター
トしました。その結果、転倒には環境の不備だけでなく、身体の状況、服薬、そ
のときの心理状況などいろいろな要因があることが見えてきました。本セミナー
ではその1、その2の2回に分けて、各々の専門家の意見を交えながら、より詳
しく転倒の背景を考えます。
住まいの中での転倒を如何に防ぐか、一般にバリアフリー対策として浸透してい
る段差解消や手摺設置だけでは解決できない問題を取り上げ、より安全で暮らし
やすい環境をつくるために私たちが出来ることを探りたいと思います。
<その1> 在宅高齢者の事故調査報告から
茨城県が行った「家庭における事故経験調査」の報告から“転倒”についての回答をピックアップし、その結果をもとに看護の視点、建築の視点から転倒の背景を考えます。

<その2> 在宅高齢者の訪問調査から
住まいでの転倒経験のある高齢者とその住まいの実地調査から、転倒時の環境と心身の状況,生活の状況などを包括的にとらえた、転倒の背景を探ります。実地調査の結果をもとに転倒を防ぐ方法を皆さんと一緒に考えたいと思います。
   
共同研究者 看建アソシエーション

看護/
★堀内ふき:佐久大学看護学部 看護学科教授
         看護師、保健師
  浅野 均 :茨城県きぬ看護専門学校 副教務主任
         看護師
  中村摩紀:茨城県立医療大学保健医療学部
         看護学科講師、看護師
★安川揚子:札幌医科大学保健医療学部 看護学科講師
          看護師
  田中和子:筑波メディカルセンター
         老人看護専門看護師

建築/(高齢社会の住まいをつくる会 会員)
 磯田信賢:(株)住友林業筑波研究所建築住まいグループ
        一級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
 小川仙月:小川バリアフリープラン代表
        二級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
 赤木裕子、柳下文江田畑邦雄

※ “老年看護を専門とする看護師でつくるグループ”と“高住会いばらき(茨城県内で活動する高住会のグループ)”

★は当日、パネリストとしての参加を予定。






 
NPO法人高齢社会の住まいをつくる会

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