トップページ お問い合わせ サイトマップ
 
 
 
トップページ > バリアフリー住宅・リフォームのヒント・実例・商品など > ワンポイントアドバイス

【7 浴槽形状、納得行くまで】
春の足音が聞こえているのに、朝夕はまだ寒い日がある。そんな日には冷え切った身体を肩までお湯につけて、芯(しん)までじっくりと温まるのが楽しみでもある。浴槽に入ってゆっくりしたいという願望の強い人から「理想の浴槽とはどんな形式のものか?」との相談をよく受ける。そこで肩までお湯に浸かることができて、しかも高齢期を迎えて身体機能が衰えても使いやすい浴槽についてひとつ、アドバイスをしたい。

まず、ふだん浴槽から出るときの姿勢を想像していただきたい。ほとんどの人はかかととつま先で底をキックし、両手で縁をつかみ、立ち上がるきっかけを作る。長い浴槽では、かかとやつま先が際に届かなかったり、縁が広すぎて握れなかったりしてきっかけがつかみにくい。

一般的に使いやすい浴槽は、その内側の長さが100センチ程度、深さが55センチ程度で縁幅は6センチ程度の和洋折衷式浴槽であろう。背もたれの傾斜はついていない方が起きあがりやすいようだ。市販品の浴槽でそういったものがなければ新築時に、ちょっと張り込んでオーダーする手もある。材質はステンレス、ほうろう、ヒノキなど好みに応じて自由に製作可能である。自分に合ったお好みの浴槽を作って心身ともに温まりたいものである。

実務者会員 佐伯博章 (地域総合設計

←戻る  進む→

 
お風呂の形状



 

NPO法人高齢社会の住まいをつくる会

高住会とは?

会の概要
入会について
関連書籍など
バリアフリー住宅・リフォームのヒント・実例・商品など
住まいづくりの流れ
ワンポイントアドバイス
実例
おすすめ商品
制度を使った住宅改修
制度の紹介
改修の事例
住宅相談のご案内
個別相談
ネット相談
バリアフリー住宅の設計者紹介
設計者紹介
イベントのご案内
セミナー、見学会など
リンク他