「高齢社会の住まいをつくる会」は、全国で高齢者や障害者の住まいづくりに携わる実務者の会と して、平成13年4月20日設立致しました。私達はこれからの超高齢社会に向けて、長年の経験をひろく社会に役立てていただけるよう、様々に活動しております。
このたび会では、はじめて会員外の方を講師としてお招きし、シンポジウムを開催致します。
平成12年度に介護保険ができて、どこに住んでいても(施設でも住宅でも)介護が受けられるようになり「住まい」がいままで以上に重要なものになりました。このような時勢のなか、昨年「高齢者の居住の安定に関する法律」が施行され、高齢者の住まいの確保や質の向上がはかられるように りつつあるなど、高齢者の介護や住まいをめぐる状況はダイナミックに変化しています。
そこで、シンポジウムの第1部では、まず高齢者の居住を巡る施策を概観し、その後ケアの現場 ら実態に基づいた課題を提示します。 第2部では、第1部を受けて、生涯住みなれた住まいで生活を続けるために、これから必要な視点を、 フリートーキングのかたちで明らかに致します。
「ケアがかわる」ことにより、要介護時の生活の質が向上するだけでなく、「元気な時の」住まいの考え方も大きくかわるのではないでしょうか。
多数のご参加をお待ちしております。
|