目的
少子高齢化が進む日本。誰もが必ず高齢期を迎え、体力の低下や、認知症のリスクを抱えています。介護が必要になり、施設で暮らす選択肢もある一方で、在宅で、安心して住み続けられる住まいを考えておかなければなりません。
今年5月に「家族も安心 認知症ケア やさしい住まい・暮らしの工夫」(家の光協会)が出版されました。認知症の方やご家族の日常生活の自立をサポートする実用書です。著者の大島千帆先生は、認知症の方のお宅を数多く訪問して、どのような住まい・暮らしの工夫がされているかを丁寧に調査されました。本セミナーでは、その事例を通して、認知症の方やご家族の生活の実態を学びます。
例えば、転倒を防ぐ工夫や、トイレの場所をわかりやすくする工夫など、ちょっとしたアイデアが暮らしを改善する場合があります。
セミナー後半では、特に住まいづくりの視点で事例を見つめ直し、どのような住まいが安心感を得られ、その環境を役立てるための条件は何か、住まいに出来ること=「住まいの力」について、ディスカッションします。
認知症の方にやさしい住まいには、超高齢社会を明るく支えるヒントがあるはずです。住まいづくりに携わる方、当事者の方、専門は問わず多くの皆様のご参加をお待ちしております。
概要
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日時: |
2013年 9月28日(土) 14:00〜17:00 (13:30開場)
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場所: |
東中野「テラハウス」 講義室(当日は掲示板でご確認を)
東京都中野区東中野4−2−3
地図はこちらです
JR中央線・JR総武線・都営地下鉄大江戸線「東中野駅」東口下車駅前
東京メトロ東西線「落合駅」下車徒歩10分
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講師: |
大島 千帆(オオシマ チホ)氏
日本社会事業大学社会事業研究所特任准教授。
社会福祉士、精神保健福祉士。博士(社会福祉学)。
田園調布学園大学、早稲田大学助教をへて、現職。
専門は福祉住環境。特別養護老人ホームの施設環境づくり、在宅認知症高齢者の居住環境に関する研究・実践に携わる。
著書に、『超高齢社会の福祉住環境』(中央法規出版、2008年、共著)、『家族も安心 認知症ケア やさしい住まい・暮らしの工夫』(家の光協会、2013年)等。
高齢社会の住まいをつくる会会員。
※著書は当日の販売も予定しておりますが、数に限りがございますのでご了承ください。特にご興味のある方は各自、事前のご購入をお勧めいたします。
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定員: |
30名(先着受付)
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主催: |
特定非営利活動法人 高齢社会の住まいをつくる会
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参加費: |
一般 ¥3,000 (高住会会員/学生 ¥2,000)
当日支払
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お申込: |
下記ボタンからフォームでお申し込みください。 |
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FAXまたはEメールでのお申込みも受付けます。
チラシはこちらからダウンロードできます。(PDFファイル366KB) |