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【53 雨どいはシンプルに】
雨の季節になると、気になるのが雨どいだ。雨の多い日本では雨どいは必需品だが、そのメンテナンスとなると、なかなかやっかいである。若い働き手でも家にいればよいが、場所が場所だけに掃除に危険もつきまとう。近くに大きな落葉樹がある場合は特に深刻だ。毎年、軒どいは落ち葉でいっぱいになる。少し掃除を怠っていると、曲がりくねった呼びどいまで詰まってしまう。そうなると、素人には手に負えない。

掃除のしやすさを考えると、雨どいはできるだけシンプルにしたい。状況が許せば、雨どいをなくせないかも考えてみたい。軒の出を深くして、雨粒の落ちるところには砂利を敷き詰めた溝を作ることにより、雨のはね返りを防ぎながら水はけをよくすることも可能である。玄関など人の往来のあるところには軒どいだけ設け、縦どいはなくし、支障のないところで落下させると良いだろう。

縦どいを付けるときも呼びどいはなくして、軒どいから直に縦どいにつなぐ方法もある。この場合、途中で支える壁が無いので、地面まで自立できる強度のあるステンレス管などが良いだろう。途中に雨水タンクを設ければ、植木の水やりに使えるなど新たな魅力も生まれる。

実務者会員 加藤知徳 (加藤建築事務所

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