あっという間に桜の季節が過ぎ、若葉の美しい頃となりました。
皆様にはお変わりなくお過ごしでしょうか。
昨年の4月20日、高齢社会の住まいを質の高いものにしたいという有志が集まり、設立シンポジウムを開催してから、はや1年が過ぎました。
3回のシンポジウムやセミナー、出版、日経新聞の連載、住宅相談など、バラエティに富んだ活動をし、お蔭様でマスコミにも多く取り上げられました。
3月のシンポジウムの様子も4月24日のNHK「クローズアップ現代」で放映されるとのことです。
私たちの問題提起が、少しは社会に反映されることになると喜んでおります。
さてこの1年を振りかえってみますと、嵐のような日々であったというのが実感です。
正直言って、本業を持ちながらの活動は骨の折れる仕事でした。特に事務局には過大の負担をかけてしまいました。またこの1年は、活動し易いところから手をつけざるを得なかったこともあり、発起人4人と東京の正会員中心の活動となり、全国組織としては十分にご期待に沿えなかったのではと反省しております。
石の上にも3年、というように何ごとも、軌道にのるのに時間はかかるものだと、ご理解頂ければ幸いです。
歩みは遅くなるかと思いますが、地道に住まいの向上に取り組んでいきたいと思います。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。
(2002.4.19)